うさぎって冬眠するの?気になるうさぎの越冬について
こんにちは、あんこです(@anko_1223)です。
冬になると冬眠をする動物も出てきますよね。
冬眠をする動物で真っ先に頭に浮かぶのは「クマ」だと思いますが、うさぎの飼い主さんの中には「うさぎは冬眠するのか?」気になっている方はいませんか?
そこでこの記事では、
- うさぎは冬眠をするの?
- うさぎの越冬はどうするの?
- 冬見られる野うさぎの毛の変化について
- うさぎは冬になると雀みたいに太るの?
- 豆知識:うさぎの肉垂れについて
- うさぎの冬の飼育、3つの注意点
について解説しています。
冬のうさぎの飼育で注意することも解説しているので、うさぎの飼い主さんは最後まで読んでくださいね。
ぜひ、最後まで読んでね!
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うさぎは冬眠をするの?
結論:うさぎは冬眠をしないと言えるでしょう。
うさぎの体温は38.5℃~40℃と高く、体が毛に覆われていて寒さに比較的強い動物と言われています。
冬のフィールドワークでもうさぎの足跡や糞が確認されることから、冬眠はしていないと結論づけることができます。
スキー場などでもよく、うさぎの足跡が確認できますよ。
また天気の良い日だと日向ぼっこしているうさぎを見ることができるかもしれませんね。
うさぎの越冬はどうするの?
主に藪や草原、森林などに生息しているとされる野うさぎ、ペットうさぎの祖先のヨーロッパアナウサギの越冬の仕方は異なります。
ちなみにペットうさぎが野生化したとされる広島県に大久野島のうさぎは「アナウサギ」ですよ。
参考:大久野島のうさぎ『ウィキペディア(Wikipedia)』
野うさぎの場合
野うさぎの場合は、冬でも雪の上を跳ね回ったり普段高くて食べられない位置にある食べ物をとったりと冬でも活動的です。
野うさぎは草食性で草や草の茎、木の葉などを食べますが冬には樹皮や小枝なども食べるとされています。
アナウサギの場合
ペットうさぎの祖先のヨーロッパアナウサギは、巣穴を掘って生活しています。
アナウサギは冬になる前に巣穴に食料を溜め、溜め込んだ食料を食べて冬を越すと言われていますよ。
冬見られる野うさぎの毛の変化について
(画像引用元:ウェザーニュース「ニホンノウサギの毛の秘密」)
豪雪地帯に生息する日本野うさぎは、秋頃より体毛が色落ちして冬になると白く変化します。
うさぎは冬になると雀みたいに太るの?
冬になると寒い冬を乗り越えるために羽を蓄えた太った雀が見られますよね。
さて、うさぎは冬になると寒さ対策などのために太るのでしょうか?
答えは、「うさぎは冬になっても太ることはない」です。
しかしながら、メスのうさぎに見られる顎の下の肉垂れが冬に向けて栄養を蓄えて大きくなり太って見えることがあります。
豆知識:うさぎの肉垂れは越冬にも便利
メスのうさぎに見られる顎の下の肉垂れですが、実は越冬にも便利な機能があります。
肉垂れは脂肪から出来ており、冬の間はエネルギー源としても機能します。
砂漠で生活するラクダのコブと似たような働きがあるということですね。
うさぎの冬の飼育、3つ注意点
うさぎをペットとして飼っている場合、冬の飼育には注意するべきことが主に3つあります。
温度、湿度管理に注意
うさぎは寒さに比較的強いとされていますが、冬の寒さ対策は必ず行うようにしましょう。
うさぎの飼育に適した温度は18℃から25℃くらい、湿度は約50%と言われています。
窓やドアからのすきま風に注意
人間もお腹を出して寝たり、冷たい風が直接お腹に当たったりするとお腹を壊すことがありますよね。
うさぎも冷たい風が直接当たる環境下にいると胃腸の消化活動が低下し体調を崩すことがあるので注意が必要です。
うさぎのコードかじりに注意
冬になると部屋にこたつやヒーターを設置するなど、コンセントのコードの露出が増える時期です。
うさぎがコードを齧ると感電や、火災に繋がりかねません。
そのため、部屋んぽの際にコードを齧らないようにする。
または、齧っても問題ないようにコードカバーを付けるなどの対策をとるようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、以下について解説しました。
- うさぎは冬眠をするの?
- うさぎの越冬はどうするの?
- 冬になると野うさぎの毛が変化する
- うさぎは冬になると太るってほんと?
- 豆知識:うさぎの肉垂れについて
うさぎは冬眠をしない動物です。
野生のアナウサギは冬になる前に巣穴に食料を蓄えて冬を越しますよ。
それじゃあ、またね!